ハウルの動く城

 実は、土曜日にRODEQの整備をブッチして見に行っておりました。まぁまぁかな。なんか宮崎監督ってストーリーの背景に戦争のある設定が好きだよね。
 それは良いとして、今一つストーリーの必然性というか、設定的な流れが分からなかった。鳥になるのは何で? それってカルシファーと契約したから? カルシファーって契約する前からカルシファー? カルシファーってあの式神みたいなのと同じ仲間なの? ソフィーのお母さんが訪ねてきた理由は?
 主人公の女の子の年齢がいろいろ動きすぎる。もうちっとピシット18と90に分けちゃた方が気持ちが良いように思った。原作を読んでからだとちょっと感じ方がちがったのかも知れないが、読んでないからわからない。
 何か見てた周りの人から倍賞千恵子のキャスティングが…… とか言う声が聞こえたが、それはあまり気にならなかった。倍賞千恵子がよく判っていないからか……。
 絵的にはやっぱり千と千尋から思っていたのだけれども、涙が硬すぎるのが気にかかった。もうちょっと軟らかくてもよいだろうに。背景的な絵はさすがにいけてたなー。繰り返しを使わないとこなんざこだわりだね。